2か月前の話ですが、運営させていただいております函館のボルダリングジム エクストリームで、プロのセッターをお呼びし、課題を設定してもらいました。
その時に多用していただいたのが、こちらのスタンス用ホールド。
このホールドは、”クライミングは足だ”という事を再認識させてくれます(^^
丸いスタンスホールドは、面で乗るそれと比較すると課題が壊れやすくなります。
これは、丸いスタンスは、上体の位置がホールドに対して左右どちらにあっても乗れるから、です。
↑ 左右どちらからでも体重をかけられる
面で乗るスタンスの場合、左右どちらかに傾きを付ける事により、左右どちらのみ、力を入れやすいスタンスとなります。
↑右からは体重をかけられるが、左からは体重をかけにくい
この様にムーブに制限を付けられる何らかの特徴がある、というのは、良いホールドの条件の一つです。
同じことをするためにボテを付けてもいいですが、ボテって面積を取るし、飛び出しが大きいので、スラブや垂壁で下の方に置くと、落ちた時に危なかったりします。
そんな訳で、このホールドをスタンス用として課題を作ると、結構簡単に良い課題、作れます。
全国のセッターの皆さま、是非ご検討くださいませ(^^