先日、新しいクライミングホールドを発売しました。
直径は約23cmで程々にデカいです。
うちのジムの常連の皆さん曰く、
両手で気持ちよくマッチができる、いいね!
という事でした。
デカめのスローパーって、適当な距離に何個か並べるだけで良い課題が出来ちゃうことが多いんですよね。
少ない時間で課題を何本も作らなきゃいけない時ってあると思うんですが(いやむしろ大体そう)、コレが2,3個あれば速攻で1本で出来ると思いますよ。
指のかかる側とかからない側がはっきりしているので、ムーブの難易度調節が簡単です。
ちょっと回すだけで予想通りの難易度のムーブにできます。
シェイプは奇をてらわず、その代わりに曲面を超絶丁寧に仕上げています。
微妙に凹んでいたり凸になったりしていて指がかかってしまうとか、
あぁここ親指きくね、
といった場所は、このホールドにはありません。
壁の角度的には、125度くらいから厳しくなってくると思います(3級くらい?)
115度くらいでは4,5級ってとこでしょうか。
回り止めのネジ穴位置にもこだわっていて、
この手のスローパーによくある外周付近ではなく、やや中心寄りにしています。
指がかからないので、純粋なスローパー保持力を問う課題ができると思います。
そして、こういったホールドは高さが出がちですが、このスローパーは程々の高さにしてあります。
高さがあるホールドは、その上にホールド起きにくいんですよね。
腕が当たってしまうので、カチなどは非常に起きにくい。
そうすると他の課題のセットがやりにくくなる。
せっかくいいホールドの配置ができてたのに、そこにカチが置けないなら全部ずらさなきゃ…とかなる。
このホールドはそういう事が少し、起こりにくいと思います。
価格も頑張っていますので、ボルダリングジム様はもちろん、プライベートウォールでのトレーニングにも使ってみていただけばと思います。
商品販売ページは → ボルダリング壁に最適なスローパーホールド(XL)